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2018 年度 研究成果報告書

ソシアルメディアのスペイン語の変異の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K02527
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 言語学
研究機関上智大学

研究代表者

R・TINOCO Antonio  上智大学, 外国語学部, 教授 (80296889)

研究協力者 ペレア マリア・ピラル  
バルバレシ アドリアン  
宮本 正美  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードスペイン語学 / スペイン語圏 / コーパス言語学 / 変異言語学 / 方言学 / データベース / 地理言語学
研究成果の概要

いくつかの大陸にまたがる5億人以上の話者がいるスペイン語の言語的変異的な研究は大変困難で、一般的な研究方法は現地調査であるが、共時的な研究としては効率が悪い。
Twitterなどのソーシャルメディアの普及により、スペイン語のテキストを自動的に収集することが可能になったので、本研究では地理情報が含まれる5300万のツイートを収集し、どこから発信されたか、またその日時を正確に把握し、それらをデータベースに蓄積することが出来た。
地理情報システム(GIS)の手法を利用し、収集されたデータの地理的分布を観察し、多くの方言地図を作成した、収集された大量のデータによって量的・質的な研究が可能になった。

自由記述の分野

スペイン語学

研究成果の学術的意義や社会的意義

語彙バリエーションの研究は伝統的に現地調査を通して比較的少数のインフォーマントを選び、狭い地理的な範囲で研究されてきたので、方言のコーパスを作成するには数ヶ月または数年間の作業に専念する多くの専門家の共同作業が不可欠だった。
現在、インターネット、特にツイッターのようなソーシャルネットワーク上でのデジタルテキストの普及で、比較的に短期間で多量のデータを収集することが可能になってきた。 このように作成されたデータベースは言語的変異という現象を、各地域でその特徴を理解するのに大変便利で、大いに応用できる研究方法になってきた。

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公開日: 2020-03-30  

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