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2016 年度 実施状況報告書

国内職場談話の社会言語学的研究:グローバル化に向けての新たなステップ

研究課題

研究課題/領域番号 15K02538
研究機関龍谷大学

研究代表者

村田 和代  龍谷大学, 政策学部, 教授 (50340500)

研究分担者 Barke Andrew  関西大学, 外国語学部, 教授 (90615741)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード職場談話 / 相互行為的社会言語学 / 言語ストラテジー / 言語実践
研究実績の概要

本研究の目的は次の4点である。
(1) 2012-2014年度挑戦的萌芽研究(職場談話研究で)収録した言語データを文字転記し、職場談話コーパスを拡充する、(2) 国内で働く外国人や海外で働く日本人のインタビューを通して、日本の職場に特徴的なコミュニケーションスタイルや、コミュニケーションストラテジーを洗いだす、(3) 日本の職場談話にみられる特徴的な言語ストラテジーについて、収録談話データ(音声・画像)及び文字転記データの談話分析を行う、(4) 国際レベルに達するよう、海外の先進的職場談話研究プロジェクトの研究方法や展開(学術的展開及び研究成果の社会的貢献)について調査する。また、職場談話研究に焦点をおいた国際学会に参加・発表し、国際的なネットワークを構築する。

上記目的を3年間で達成するために、2年目である2016年度は、以下を実施した。
(1)職場データの収録、(2)日本で働いた経験をもつ外国人や海外駐在者へのフォーカスグループインタビューの実施、(3)収録データの文字転記、(4)2017年度開催の国際学会や、書籍出版にむけての準備。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

フォーカスグループインタビューの協力者をスムースに見つけることができたため。国際的ネットワークの構築については、相手先との日程調整の結果、2017年度に先送りとなった。

今後の研究の推進方策

2017年度は、フォーカスグループインタビューの収録データの文字転記を終え、分析につなげる予定である。2017年度中に出版予定である。

次年度使用額が生じた理由

2016年度に言語データの文字転記代も計上していたが、2016年度に一部しか実施できなかったため。

次年度使用額の使用計画

2017年度に文字転記を行い2016年度分で計上していた額を支出する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017 2016

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件)

  • [学会発表] .“Who can you trust?: Learning indexical associations of the Japanese business world” in a panel, “Discourse, language, and identity in East Asian contexts: Interdisciplinary approaches and insights”2017

    • 著者名/発表者名
      Cook Haruko
    • 学会等名
      Association for Asian Studies Annual Conference
    • 発表場所
      Toronto, Canada
    • 年月日
      2017-03-16 – 2017-03-19
    • 国際学会
  • [学会発表] “Superiors’ directives in a Japanese workplace: Uses of procedural and non-procedural directives”2016

    • 著者名/発表者名
      Cook Haruko
    • 学会等名
      American Association for Applied Linguistics Conference
    • 発表場所
      Orlando, Florida
    • 年月日
      2016-04-09 – 2016-04-12
    • 国際学会

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公開日: 2018-01-16  

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