研究成果の概要 |
現代英語の -ableは、多くの他動詞から形容詞を形成する派生接辞であるが、歴史的には英語本来の接辞ではなく、13世紀頃に古フランス語から借入されたものである。その接辞が英語本来の派生接辞 (eg,-ing, -nessなど)と同様に「生産的な」接辞として発達する過程を検証した。 具体的には、直接借入された外来語(eg,edible,legible)に基づいて、英語本来の他動詞に-able を付ける過程(eg, eatable, readable)、さらには、動詞句 (eg, apply to X) 全体に -able を付ける過程 (eg, applicable to X)等を検証した。
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