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2016 年度 実施状況報告書

植民地・満洲間島における日本人教師の役割に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K02642
研究機関九州大学

研究代表者

金 テイ実  九州大学, 留学生センター, 講師 (30733323)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード満洲 / 間島地域 / 日本人教師 / 日本語教育 / 朝鮮人
研究実績の概要

本研究は、満洲・間島地域の日本語教育に関わった日本人を取り上げ、誰が、どうして、どのように、どういうことをしたかという事実を明らかにするものである。
昨年度に続き、本年度も史料調査、分析を行なった。それに基づいた調査研究成果を論文としてまとめ、国内外の複数の学会、研究会、シンポジウムで発表し、修正訂正したものを日本国内や海外の学術雑誌に投稿した。昨年度は川口卯橘、斎藤季治郎、樋口芝嚴、渡部薫太郎を取り上げ、本年度は工藤重雄、安東貞元、山崎慶之助、飯塚政之などを取り上げた。以下は主な発表、投稿である。
【発表】2016.7.17「間島における日本人-工藤重雄を中心に-」アジア教育史学会、神奈川大学;2016.9.25「間島における日本人-邦字新聞及びそれに関わった人物を中心に-」第七回中日韓日本言語文化研究国際フォーラム、大連大学
【投稿】2017.2「満洲・間島における日本人-工藤重雄を中心に」『韓国言語文化研究』 第26号;投稿中「間島における日本人-邦字新聞及びそれに関わった人物を中心に-」『日本語言文化研究』 第六輯
また、今までの研究成果をまとめ、書籍として出版する運びとなった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

政治情勢により、入手できなかった史料もあるが、順調に進んでいると評価できる。

今後の研究の推進方策

国内、国外の関連研究の研究者を集めてワークショップを開く予定である。

次年度使用額が生じた理由

予定していた調査費用等が本務に都合により執行できなかった。

次年度使用額の使用計画

次年度に繰り越してワークショップ費用等に充当する。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2017 2016

すべて 雑誌論文 (3件) (うち謝辞記載あり 3件、 査読あり 1件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 満洲・間島における日本人-工藤重雄を中心に2017

    • 著者名/発表者名
      金テイ実(JIN Tingshi)
    • 雑誌名

      韓国言語文化研究

      巻: 26 ページ: 1-20

    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 間島における日本人-邦字新聞及びそれに関わった人物を中心に-2017

    • 著者名/発表者名
      金テイ実(JIN Tingshi)
    • 雑誌名

      日本語言文化研究

      巻: 6 ページ: -

    • 査読あり / 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 翻訳「朝鮮開拓民の入植過程と生活状態」2017

    • 著者名/発表者名
      金テイ実(JIN Tingshi)
    • 雑誌名

      韓国言語文化研究

      巻: 26 ページ: 61-95

    • 謝辞記載あり
  • [学会発表] 間島における日本人-邦字新聞及びそれに関わった人物を中心に-2016

    • 著者名/発表者名
      金テイ実(JIN Tingshi)
    • 学会等名
      中日韓日本言語文化研究国際フォーラム
    • 発表場所
      中国・大連大学
    • 年月日
      2016-09-24 – 2016-09-25
    • 国際学会
  • [学会発表] 間島における日本人-工藤重雄を中心に-2016

    • 著者名/発表者名
      金テイ実(JIN Tingshi)
    • 学会等名
      アジア教育史学会
    • 発表場所
      神奈川大学
    • 年月日
      2016-07-17
  • [図書] 満洲・間島における日本人-満洲事変以前の日本語教育と関連して-2017

    • 著者名/発表者名
      金テイ実(JIN Tingshi)
    • 総ページ数
      161
    • 出版者
      花書院

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公開日: 2018-01-16  

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