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2017 年度 実績報告書

ソーシャルネットワークアプローチによる日本語教材開発

研究課題

研究課題/領域番号 15K02662
研究機関嘉悦大学

研究代表者

清水 秀子  嘉悦大学, 経営経済学部, 教授 (70707778)

研究分担者 細江 哲志  横浜商科大学, 商学部, 准教授 (60526531) [辞退]
白鳥 成彦  嘉悦大学, ビジネス創造学部, 教授 (70552694)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードSNA / 日本語教育 / つながる
研究実績の概要

ソーシャルネットワーキイングアプローチ(以下SNA)と日本語教育および教材開発研究をした。當作靖彦の『SNAと日本語教育』の講演会と研究会を開催した。SNAを用いた日本語学や異文化理解についての事例、ディジタルメデイア教育から多様の教材を研究した。SNAに基づく実践報告を多数の国際的な学会で発表、出版をした。平成29年4月から英語圏の英語を母国語とする日本語教育者及び外国語教育関係者のために『外国語学習のめやす 2012―高等学校の中国語と韓国語教育からの提言』當作安彦・中野佳子著、国際文化フォーラム出版の英文翻訳をJesus Solisと始めた。この著書はソーシャルネットワーキングアプローチ(SNA)の根幹を成している。12月翻訳は完成した。現在出版に向けて装丁を準備中である。学習支援を目的とした教師による学習評価と学生の自己評価(白鳥分析)及び漢字・語彙力と日本語会話力の評価(清水)を行った。評価の特徴は①評価の重点は学習の過程 ②評価は設定したルーブリックによる能力指標 ③タスクを行い実践能力を評価 ④応用力、総合力などの能力も評価(販売実践・プレゼンテーション)⑤高度の思考力も評価 ⑥「自己評価」「グループ評価」「外部評価」(他のクラスの学生・地域の方々)であった。
結果は下記の通りであった。
評価を準備段階、予算策定、販促準備で実施し、それぞれの段階で、企画・実践・報告のサイクルを行ない、それぞれのスキルプロセスをルーブリックで評価した。語彙・漢字・会話表現の小テストも形成評価として実施した。
平成29年には鈴木孝夫氏講演会「日本語は世界の人々をつなげる」を開催した。また「SNAと日本語教育報告論集」を出版。さらに、SNA研究会、WebsiteによるSNAの日本語教育の普及を目指す。

  • 研究成果

    (8件)

すべて 2017

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件) 図書 (1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)

  • [雑誌論文] ICT ツールズを用いた学習者のつながりの取得とネットワーク分析2017

    • 著者名/発表者名
      白鳥成彦、清水秀子
    • 雑誌名

      ソーシャルネットワーキングアプローチと日本語教育研究発表報告論集

      巻: 1 ページ: p89-100

    • 査読あり
  • [雑誌論文] グローバル時代のつながる言語教育:ソーシャルネットワーキングアプロ-チ:理論と実践2017

    • 著者名/発表者名
      當作靖彦
    • 雑誌名

      ソーシャルネットワーキングアプローチと日本語教育研究発表報告論集

      巻: 1 ページ: p5-16

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 初級学習者の『つながる』日本語事情教育2017

    • 著者名/発表者名
      バンクス祥恵
    • 雑誌名

      ソーシャルネットワーキングアプローチと日本語教育研究発表報告論集

      巻: 1 ページ: p49-58

    • 査読あり
  • [雑誌論文] SNA実践を通じて習得する日本語リテラシー2017

    • 著者名/発表者名
      松田結貴
    • 雑誌名

      ソーシャルネットワーキングアプローチと日本語教育研究発表報告論集

      巻: 1 ページ: p59-72

    • 査読あり
  • [学会発表] アメリカ人留学生が日本人学生との交流を通して「つながる」プロセス -SNS ツールを用いた教室内外での交流-2017

    • 著者名/発表者名
      松橋由佳、清水秀子
    • 学会等名
      CASTELJ 2017第7回国際大会
    • 国際学会
  • [学会発表] 第二 言語圏フィリピンでの短期語学学習参加者におけるグローバル社会とつながる英語学習動機付けの変容2017

    • 著者名/発表者名
      木村登志子、清水秀子
    • 学会等名
      ASET第56回国際大会
    • 国際学会
  • [図書] ソーシャルネットワーキングアプローチと日本語教育研究発表報告論集2017

    • 著者名/発表者名
      清水秀子
    • 総ページ数
      128
    • 出版者
      嘉悦大学
  • [学会・シンポジウム開催] 日本語は世界の人々をつなげる2017

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公開日: 2018-12-17  

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