東京国際大学に導入されたMoodleにおいて、「課題」「小テスト」「ワークショップ」モジュールを用いた電子化ルーブリックを実装し、授業の中で実証実験を行った。その結果、学生同士のスキル習得に関する評価の信憑性が増すとともに、授業に対する学生の動機づけも向上することが明らかになった。 上智大学では、ポジティブ心理学を扱う反転授業を行い、学生の知識・情報習得だけでなく「生活の質」に関する影響を探った。内容理解の促進や学習動機の向上が見られたものの、反転授業の構築と運用自体に関する様々な制約も明らかとなり、学生の「生活の質」にまで踏み込んだ評価基準を開発するには至らなかった。
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