研究課題/領域番号 |
15K02765
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
Rose Ralph 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (30404916)
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連携研究者 |
渡辺 美知子 大学共同利用機関法人人間文化研究機構, 国立国語研究所・大学共同利用機関等の部局等, 研究員 (60470027)
酒井 弘 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (50274030)
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研究協力者 |
増田 斐那子
モニス エレナ
ヴァシレスチュ ヨアナ
カンデア マリア
ミラー ボニタ
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 無音休止 / 有声休止 / 文構造 / 第2言語 |
研究成果の概要 |
無音、有声休止と発話の文構造の関連性を調べた。特に、第2言語産出と認識で実現されるように、2つの休止タイプの違いに焦点を当てた。まず、交差言語的な発話コーパスにおける休止の発生を調べた結果、日本語母国語者が日本語と英語間で一貫して、主な構文境界は、有声よりも無音が優先され、その持続時間は平均よりも長くなった。次に、この傾向を心理言語学的に調査し、収束した結果が出た。母国語者と非母国語者聞き取り者は両者とも、無音が有声よりも文構造がより信頼できるとした。さらに、非母国語の聞き取り者の理解は、休止により促進された。結論として、無音休止が音声の文構処理上でより密接に関連することが分かった。
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自由記述の分野 |
第2言語産出と認識
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