研究課題/領域番号 |
15K02792
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研究機関 | 文教大学 |
研究代表者 |
渡辺 敦子 文教大学, 文学部, 准教授 (70296797)
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研究分担者 |
宮原 万寿子 国際基督教大学, 教養学部, 講師 (00453556)
岩田 祐子 国際基督教大学, 教養学部, 教授 (50147154)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 教師認知 / 振り返り / 質的研究 / 教師の成長 |
研究実績の概要 |
本研究は教師認知(Teacher Cognition)を振り返る(Reflection)による教師教育者、現職教員、教員養成段階の学生の成長である。平成29年度3月12日、13日に国際基督教大学においてProfessional Development through Reflection on Teacher Cognitionと題するセミナーを開催した。教師認知の講師として同分野の第一人者のSimon Borg氏を海外から招聘した。また振り返りを学ぶにあたり、神戸市外国語大学の玉井健氏を招いた。第1日目には各講師が次のタイトルで講演を行った。Taking Stock: An Analysis of the Contemporary Status of Language Teacher Cognition Research (Simon Borg) 、Reflective Practice: Its evolving concepts to capture the "real" of teaching。第2日目は両氏によるワークショップが次の内容で開催された。What is it to reflect?: A systematic process of making meaning of experiences(玉井健氏)、Twelve Tips for Doing Teacher Research(Simon Borg)。第1日目には約60名、第2日目には人数を30名に制限したが大変盛会であった。本セミナーは教師教育者、現職教員、教員養成段階の学生にとってよい学びの機会となった。また参加を通して、異なる背景を持つものが意見交換をするよい機会となった。
平成26年に始めた研究に関しては数回の会議を持ちデータ分析を続けている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
平成26年度に始めた研究は学生の保護者の同意書を回収することができずに研究のすべての段階を終えることができなかった。また研究代表者が平成29年度に本務校を移動し、それに伴い会議を持つことが難しくなり研究の進捗状況が遅れた。そのため平成30年度までの補助事業期間延長願いを提出し受理された。
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今後の研究の推進方策 |
平成26年度に始めた研究のデータ分析も終盤になった。その成果を6月に言語文化教育研究学会において「振り返りのサイクルにおける叙述の重要性」と題する発表を行う予定である。 また大学英語教育学会(JACET)の分科会である言語教師認知研究会の研究収録に論文を投稿予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
科研費の補助事業期間延長承認され、本年度が最終年度となった。本年度は研究をまとめた報告書を作成する予定である。
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