研究課題
基盤研究(C)
近世日本の屎尿に関する研究は、大都市(江戸・京都・大坂)およびその周辺村落に限られていたが、本研究課題で取り組んだ結果、地方城下町およびその周辺の農家経営文書において、屎尿の取引が頻繁におこなわれていたことが明らかになった。また、大坂地域の研究についても新たな資料の発見により、実証研究が進展した。これらの成果は、日本国内はもちろん、国際シンポジウムで口頭発表を行うなど、日本の特質とともに国際比較の分析にも貢献した。
歴史学