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2017 年度 研究成果報告書

近世末の民衆的宗教における女性の役割

研究課題

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研究課題/領域番号 15K02875
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関恵泉女学園大学

研究代表者

梅澤 ふみ子  恵泉女学園大学, 人間社会学部, 名誉教授 (60126000)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード日本近世史 / 日本近世宗教史 / 日本女性史 / 民衆宗教 / 富士信仰 / キリシタン
研究成果の概要

日本では、女性は罪深く不浄であるという観念が平安時代に現れ、近世には社会全体に広まった。本研究はそうした社会通念への批判や抵抗が近世末の民間の非公認の信仰集団の中に現れたことを明らかにした。具体的は富士信仰を基盤に信者集団を形成した不二道と1827年に京坂で切支丹として摘発された信者集団を対象として、女性の役割を調査し、前者においては人間男女平等な理想世の観念に基づいて女性信者が活躍し、後者においては妻や女の役割を拒否した女性たちが重要な役割を担ったことを明らかにした。成果としては2冊の図書の各1章を執筆し、うち1冊が2017年に刊行された。また2017年に国際学会EAJSで研究発表を行った。

自由記述の分野

人文学

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公開日: 2019-03-29  

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