研究課題/領域番号 |
15K02939
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
青島 陽子 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (20451388)
|
研究分担者 |
福嶋 千穂 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 講師 (50735850)
梶 さやか 岩手大学, 人文社会科学部, 准教授 (70555408)
|
研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
|
キーワード | ロシア帝国 / 民族問題 / ナショナリズム / 宗教 / 中東欧近現代史 |
研究実績の概要 |
2017年度の代表的な研究実績は、まず11月12日にアメリカのスラヴ東欧ユーラシア研究協会年次大会にて、本研究テーマに関わる先端的研究者でアメリカ在住のミハイル・ドルビーロフ、ポール・ワースを討論者と司会者に招き、共同研究者のリトアニア歴史学研究所のダリウス・スタリューナスらと共にパネル"Difficult Alliance: Imperial Government and Russian Nationalism on the Western Provinces of the Russian Empire, 1905-1915"を組んで研究報告を行ったことである。このアメリカでの国際会議では、研究代表者が代表して研究報告し、さらにリトアニア側と研究打ち合わせを行った。続いて、この研究打ち合わせを受けて、2018年2月10・11日に東京大学本郷キャンパスにて、リトアニア歴史学研究所との共同企画で、国際シンポジウム“Protecting the Empire: Imperial Government and Russian Nationalist Alliance in the Western Borderlands during the Late Imperial Period”を開催した。ここには、リトアニアから、リーダーのダリウス・スタリューナス他、若手の研究者3名が出席し、さらにアメリカ、イスラエル、フランス、ウクライナから最先端の研究者を招き、総勢6か国21名で二日にわたって集中的な討論を行った。本研究課題の研究分担者である福嶋千穂、梶さやかも研究報告を行った。さらに、研究代表者は、研究成果の一部を『歴史学研究』(「農民を臣民に鋳直す-帝政期ロシアの農村教師養成のポリティクス-」)に掲載した。
|