先住民族の権利に関わる環境紛争は、日本を含めカナダやアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどで多く見られる。この問題を解決するために、ディプロマシー理論を応用しながら、インフィニティ形式で継続的に問題のフィルタリングを行うモデルを形成した。それを元に、事例の検証を行った。発展途上国の事例を取り上げ、民族と開発から起こる環境紛争の解決方法について国際協力による研究を行なった。その結果、2016年以降で、26回の学会発表と、16本程度の論文を学術誌に掲載した。学会誌の特別号編集を2号行った。さらに30名以上の学生の研究を主査として指導した。
|