研究課題
基盤研究(C)
本研究は,ヨーロッパのバスク地方とアメリカ合衆国のバスクディアスポラの間のヒトや情報の移動が近年どのように変化したかを明らかにすることで,両地域において近年進行しているバスク人コミュニティの再活性化現象を考察することを目的とした。それを実現するために,両地域において現地調査を実施し,ヒトや情報のモビリティを精査した。地理的に離れた空間で同時に進行する現象を検証するために,トランスナショナル社会空間の概念を適用した。
人文地理学