研究課題
基盤研究(C)
オランダ領東インドにおける水産資源の豊富さ、特にカツオの多さには大正時代から注目が集まっていた。カツオをカツオ節に加工すれば、日本にも輸出することが可能になるからである。しかしカツオ漁とカツオ節加工にはさまざまな工程が必要であり、日本の国外では、特にカツオ漁に必須となる活き餌の確保が困難であった。そんななか、オランダ領東インドで活き餌の確保がどのように行われ、カツオ漁が発展していったのかを明らかにした。
国際関係論