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2017 年度 研究成果報告書

複合的視点からの保安処分制度の再構築についての研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K03165
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 刑事法学
研究機関北海道大学

研究代表者

小名木 明宏  北海道大学, 法学研究科, 教授 (60274685)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード保安処分 / 刑罰 / 処遇 / 犯罪予防 / 被害者保護
研究成果の概要

1974年の改正刑法草案において提案された保安処分制度は、激しい批判にさらされたが、時代を経て、被害者保護と安心安全社会が唱えられ、事後的な処罰よりも犯罪の事前予防に重点が置かれるようになってきた現在では、保安処分制度を再検討し、現代社会に適合した形でこれをブラッシュアップすることで持続可能な刑事政策を実現できるものと思われる。このような考え方は、わが国の刑事法に大きな影響を与えているドイツをはじめ、多くの国々で受け入れられているものであり、社会福祉国家の視点、犯罪被害者の保護の視点、犯罪予防という視点を複合的にとらえ、保安処分制度を導入する意義は非常に高いものと思われる。

自由記述の分野

刑事法

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公開日: 2019-03-29  

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