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2017 年度 研究成果報告書

「ベルギー合意型連邦制の脆弱性と強靭性」についての研究

研究課題

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研究課題/領域番号 15K03281
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 政治学
研究機関北海学園大学

研究代表者

松尾 秀哉  北海学園大学, 法学部, 教授 (50453452)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードベルギー / 連邦制 / 分裂危機 / 分離主義 / ポピュリスト
研究成果の概要

ベルギーは、連立政権が形成できない「分裂危機」を繰り返してきた。なぜこれほどまで「危機」が繰り返されるのか。
検討の結果、連邦制導入を経て政党が地域主義化する傾向がみられた。それによって、中央での合意形成は困難となった。しかし、一定の没交渉期間を経ると既成政党は「合意」へ転換した。「異質なアクター」が参入した場合の「脆弱性」は認められるが、必ずしも連邦制の導入そのものに根本的原因があるとは言えず、経済格差などの構造的要因を背景にして、政権交代などで政党間競合が高まると連邦制は地域主義政党を台頭させやすい性質を有していることが明らかになった。

自由記述の分野

政治学

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公開日: 2019-03-29  

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