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2019 年度 研究成果報告書

人の越境移動のグローバル・ガヴァナンスについての研究―EUアプローチを起点として

研究課題

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研究課題/領域番号 15K03330
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 国際関係論
研究機関上智大学

研究代表者

岡部 みどり  上智大学, 法学部, 教授 (80453603)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワード人の国際移動 / 難民 / 国際協力 / グローバル・ガバナンス / 地域統合 / EU / アジア
研究成果の概要

人の国際移動、出入国管理の国際協力に関して、国内外でアウトプットを出した。国外ではCouncil for European Studies(パリ )、英エセックス大学出版会議(ブリュッセル)、College de France出版会議(パリ)、国内では日本EU学会、国際法学会、グローバル・ガバナンス学会、国際政治学会の年次大会及び、東京大学駒場ワークショップ、上智大学国際関係研究所ワークショップでそれぞれ報告(及び討論)を行った。成果は、論文及び書籍の形で著した(「研究業績」参照)。2件の国際学会(ISAほか)への報告は事前審査が通るも新型肺炎等のため参加できなかった。

自由記述の分野

国際関係論

研究成果の学術的意義や社会的意義

人の国際移動を対象とする出入国管理、難民や移民政策の世界的な動向を明らかにすることにより、この政策分野が内務政策の範疇にとどまらず、ますます外交政策としての重要性を帯びてきていることを指摘した。特に、難民や移民の問題が特定の国で起こっている例外的な問題ではなく、日本を含むどの国でも同様に国内政治(経済社会)問題を引き起こす可能性があること、そして、その対応にあたり、国内政治と外交の双方の領域において、難民や移民の保護をモラルや人道イシューを超えた問題として捉える必要を唱えた。総じて、本研究は、人の移動の問題を安全保障や経済的総依存の側面を含む複合的な問題として捉える重要性を喚起した。

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公開日: 2021-02-19  

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