• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 実績報告書

シャルル・フーリエ『産業の新世界』の校訂翻訳

研究課題

研究課題/領域番号 15K03379
研究機関一橋大学

研究代表者

福島 知己  一橋大学, 社会科学古典資料センター, 助手 (30377064)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードシャルル・フーリエ / 草稿研究 / テキストの電子化 / 国際研究集会 / 書誌学
研究実績の概要

平成29年度に予定していた作業は、1、『産業の新世界』の分析と翻訳、2、文献リストの作成、3、研究成果の公表、である。
1、『産業の新世界』の分析と翻訳を継続して行った。翻訳の出版を目指して、出版社と交渉を行っている。
2、フーリエ全集や一橋大学社会科学古典資料センター所蔵の初版本などのイメージデータをもとに、OCRで読み取って、電子テキスト化を進めた。
3、研究の締め括りを兼ねて、シャルル・フーリエの研究に資するため、海外研究者2名を含む9名の報告者を招聘して研究集会を開催し、自ら「『産業の新世界』の構想と成立―その序文の一草稿を素材にして」と題して発表した。また、文献調査手法を検討するために、西洋古版本を対象にした書誌学の研究を継続的に行っている。「R.A. Sayce「1530年-1800年に印刷された本の植字慣行と印刷地の特定」(4)」、(翻訳)F・ジュショー、P・ボナンベルジェ、A・コマンダ「製本用皮革とパーチメントに用いられる動物の種類の特定」は、平成29年度におけるその成果である。さらに、出版には至っていないが、事典項目と研究論文の執筆を行った。

備考

(翻訳)F・ジュショー、P・ボナンベルジェ、A・コマンダ「製本用皮革とパーチメントに用いられる動物の種類の特定」、『一橋大学社会科学古典資料センター年報』38号、2018年3月、47-59頁。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件) 学会・シンポジウム開催 (1件)

  • [国際共同研究] ブルゴーニュ大学/レンヌ第2大学(フランス)

    • 国名
      フランス
    • 外国機関名
      ブルゴーニュ大学/レンヌ第2大学
  • [雑誌論文] R. A. Sayce「1530年-1800年に印刷された本の植字慣行と印刷地の特定」の検討(4)2018

    • 著者名/発表者名
      福島知己
    • 雑誌名

      一橋大学社会科学古典資料センター年報

      巻: 38 ページ: 60-83

    • オープンアクセス
  • [学会発表] 『産業の新世界』の構想と成立―その序文の一草稿を素材にして2018

    • 著者名/発表者名
      福島知己
    • 学会等名
      シャルル・フーリエ研究集会「Fourier! Fourier! Deux journees avec Fourier」
    • 国際学会
  • [学会・シンポジウム開催] シャルル・フーリエ研究集会「Fourier! Fourier! Deux journees avec Fourier」2018

URL: 

公開日: 2018-12-17  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi