研究実績の概要 |
本年度においては、昨年度の研究成果を踏まえた上で、その発展及び応用、さらに成果発表を行った。特に、理論的な発展・応用として、既存方法の理論的な問題点の指摘やそのパフォーマンスの改善方法の提案を行った。これらの成果は、以下の論文として纏められている。 "Improvement of stepwise multiple testing using a stationary covariate for unit root testing in nonstationary panels, " Osaka Gakuin University Discussion Paper Series, no.19, pp.1-13, 2016. 「パネル単位根検定における問題と多重検定の適用」『国際学研究』vol.6, No. 3, pp.31-40、2017年。 また、まだ途中段階ではあるが、実証分析への適用も一部試みている(下記論文)。 "Output convergence across Asian countries," The 15th International Convention of the East Asian Economic Association報告論文, pp.1-26, 2016. さらに、国内外の学会・研究会において、成果の発表も行った。
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