研究実績の概要 |
本年度においては、昨年度までの研究成果を踏まえた上で、その発展及び応用、さらに精緻化を行った。また、その成果を学会・研究会において報告した。 上記の成果は、論文:(1)“Policy assessment of Japanese unconventional monetary measures using daily observations for 2000-2015,” Osaka Gakuin University Discussion Paper Series, no.20, pp.1-34, 2017、(2)“Stochastic properties of unit root tests under a stationarity alternative with multiple structural breaks,” 大阪学院大学『経済論集』、第30巻第1・2号、pp.33-63、2017年、(3)「OECD諸国の経済成長とその要因」『国際学研究』Vol. 7, no. 2, pp. 21-33, 2018年、において纏められている。また、本年度中の3回の学会報告において、その主要部分や関連部分を発表した。 また、本研究課題の応用研究として取り組んでいる「Per capita output convergence across Asian countries: Evidence from covariate unit root test with an endogenous structural break」について、前年度に引き続き研究を行い、未公刊ではあるが、論文として完成させることができた。 研究期間において、研究課題の研究及びそれに関連する研究について、十分な成果が得られたと考える。
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