研究課題
基盤研究(C)
近年,生活困窮者が健康で文化的な最低限度の生活を営むために給付される生活保護費の段階的削減が大きな問題になっている。しかしながら,保護費の段階的削減を行う際の客観的事実証拠や,保護費の積算根拠自体に曖昧な部分が多い。本研究では,最低生活水準に関する事実証拠・積算根拠の曖昧さを取り除くことを主眼に,国の提示する最低生活基準である生活保護基準額に対する人々の意識を,調査・分析から明らかにした。
経済統計学