研究実績の概要 |
はじめに、研究活動については、2017年8月にベトナムのハノイ都における中・大企業を訪問し、社長及びマネージャーをインタビューし、現在の地方経済発展及び企業発展に関する探検調査が行った。全体的には中・大企業21社を訪問し、企業発展やイノベーション活動等について聞き取り調査を行った。産業部門については調査された企業が機械業、縫製業、鋼作業、プラスチック業、エレクトロニクス部品、自動車部品、金型生産等であった。ベトナムの中・大企業としては、生産性改善活動・イノベーション促進活動・5Sシステム、生産管理でのISO スタンダードの利用することを理解された。 2019年3月にラオスのビエンチャン首都やサワンナケート県における企業や特別経済区を訪問し、企業発展及び外国直接投資に関する調査が行った。主要な目的はラオスの工業への外国投資や国直接投資を引き付けるための労働生産性に関する調査を行った。 さらに、共同研究プロジェクトを実施するために、研究協力者(ポンビサイ・アライ講師)を招聘し、ラオスにおける中小企業の人的資本の発展とイノベーション促進に関する共同研究を行った。上記の研究結果を報告するため、ポンビサイ講師は、兵庫県立大学経済学部Development and Policy Seminarにおいて発表や国際セミナーを行った。 研究成果として、執筆した論文が1部掲載された。学会発表として、執筆した論文が国際学会及びゲストスピーチで報告された。さらに、共著論文が下記の書籍の一章(Chapter 3, Chapter 5)として掲載されることが決定した(書名 Innovation in Developing Countries、出版社 Springer、2018年出版予定)。
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