研究課題
農業生産性と産業構造変化の関係について、パネルVARの手法を用いてその因果関係について考察した。複数の推定手法を用いた分析において産業構造変化から農業労働生産性へのGranger因果性を確認することができ、特に貿易開放性を考慮する際にこの傾向が顕著であることが検出された。これはこれまで理論的には示されていたものの実証分析として示されたことはなく、本研究により初めて実証的に明らかにされた分析結果である。
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