研究課題
基盤研究(C)
本研究は、第二次大戦後の日本における輸出カルテルの実態に関して実証的に研究するものである。具体的には、3年間にわたり、①輸出組合に対するアンケート調査、②陶磁器関連輸出組合資料に対する個別調査、③これらに基づく資料発掘を行い、輸出入取引法に基づく輸出カルテルがいかなる機能を果たし、輸出組合が輸出カルテルの形成・実施においてどのような役割を果たしたのかを明らかにするものである。補助期間中に陶磁器輸出カルテルに関する1本の論文をまとめたが、編集者の都合により未公開である。
日本経済史