研究課題
基盤研究(C)
明治末から現在にいたる約1世紀における酸素工業、産業ガス産業、溶接機材、溶接材料商社の展開過程を明らかにした。明治末期にドイツとフランスから基本技術が日本に導入され、ドイツ技術の系統に属する日本酸素とフランス企業エール・リキッド社の100%子会社である帝国酸素の2社を中心にして酸素工業が発展した。さらにガス・電気溶接機器、溶接棒、そうした溶接関連資材を取り扱う溶接材料商社を含めた酸素・溶接産業の1世紀の歩みを総体的に考察した。
日本経営史、日本経済史