研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ストレス削減と個人の職務遂行を同時に達成する能力を探索した。具体的には、まず、ストレス削減能力が、個人の業績に影響を与えるかどうかを検討した。次に、高業績者の能力であるコンピテンシーが、ストレスを削減するかを検討した。結果として、ストレス削減能力は、個人の業績をより高くする効果があった。これに対して、コンピテンシーはストレス削減に影響を与えなかった。以上の点から、ストレス削減能力は、ストレス削減と個人の職務遂行を同時に達成できる能力であることが確認できた。
経営学、人的資源管理