研究課題
基盤研究(C)
本研究では「多様な正社員」への処遇・ケアのありかたについて、個別性に焦点を当て、調査を行った。しかし日本企業は社会変革に合った適切な処遇を未だ構築できていない。従来型の正社員の働き方を選べない非正規雇用者や若年層に、充分な処遇、ケアがされていない状況にある。ケアの倫理に則すと、それらの「弱い」働き手に対し、企業だけに頼らない新しい働き方、心身を守る働き方を、国や教育機関も一緒に広めることが必要である。新しい働き方を著作等で社会に提起した。
経営倫理学