研究課題
基盤研究(C)
本研究から得られた最終的な理論的意義は、第一に、買収の研究について、買収プロセスに対する内外の圧力の実体を明らかにし、買収の成否を説明する理論モデルの説明力を向上させたことである。第二に、ステークホルダー理論を買収研究に適用することで、ステークホルダー理論の適応範囲を広げることである。また、実務的意義としては、買収を企図する経営陣に対し、買収プロセスへのリスク要因として、株主、従業員、レンダー、提携先などのステークホルダーの影響力を明らかにしたことである。
経営戦略(M&A)