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2015 年度 実施状況報告書

エレクトロニクス産業における技術開発の収益化

研究課題

研究課題/領域番号 15K03692
研究機関早稲田大学

研究代表者

長内 厚  早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (70452505)

研究期間 (年度) 2015-10-21 – 2018-03-31
キーワード技術経営 / 日本企業
研究実績の概要

2015年10月の追加採択決定と同時期に、本研究課題の中核的研究テーマとして、日本の家電企業の2000年代の凋落とその後のリカバリーについて、ハーバード大学ビジネススクールのステファン・トムケ教授(専門領域:イノベーションマネジメント)と共同研究を行うことを決めた。
そこで、所属大学でサバティカル期間の申請し、ハーバード大学での共同研究を行うため、同大学GSAS(Graduate school of art and science)のVisiting Fellow公募に応募し、2016年度秋学期から1年間のVisiting Fellowのポジションを得て、在外研究を行うこととなった。本年度は、2016年度の調査研究のための準備期間とし、て調査先企業のアレンジやトムケ教授との打ち合わせを行ったが、研究費については、ハーバード大学で研究を行うためのtuitionに充てるため、本年度は予算執行を行わず、来年度に来年度分と合算して執行予定である。
また、本年度は、予備的な調査として、協力企業から社史や社内報などの2次データの提供を受け、必要な資料の整理とトムケ教授とのシェア、メールベースでの打ち合わせを行った。引き続き2016年度についてはサバティカル期間に入るまでの8月までは日本で可能な事前調査、インタビューノートの作成等を行い、9月より1年間渡米して調査研究を開始する。 本調査研究はまず2016年9月から1年間の期間を目処に、ハーバードビジネススクールのケース論文としてとりまとめる予定である。その後、引き続き調査データを基に研究論文に活用する予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

共同研究の提案、調査先企業のアレンジ等順調に進み、共同研究のためのハーバード大学での客員研究員ポストを得て、来年度の調査開始に向けて予定どおり進捗している。

今後の研究の推進方策

既に述べたように、本年度は10月末に追加採択をされたため、初年度を米大学教授との共同研究のための準備期間に充て、来年度よりサバティカル期間を得て、ハーバード大学にて共同研究に従事する予定である。本務校でのサバティカル、ハーバード大学での客員研究員の受け入れともに既に承認済みであり、調査協力企業からも来年度の調査協力を取り付けており、サバティカル期間開始とともに研究を推進できる体制が整っている。

次年度使用額が生じた理由

本年度10月末追加採択のため、本年度は準備期観とし、また、本研究をハーバード大学トムケ教授との共同研究としたため、ハーバード大学客員研究員のポストを得て、そのtuitionに予算を充てるため、2カ年分を合算する必要が生じたため。

次年度使用額の使用計画

研究遂行に不可欠なハーバード大学客員研究員のポストに対するtuitionとしてほぼ全額を使用する。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2016 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 外科手術の術式開発における意味的価値の創造2016

    • 著者名/発表者名
      長内厚
    • 雑誌名

      組織科学

      巻: 49(3) ページ: 4-20

    • 査読あり
  • [備考] 早稲田大学ビジネススクール長内厚研究室

    • URL

      http://www.f.waseda.jp/osanaia/research.html

  • [備考] 早稲田大学ビジネススクール教員紹介

    • URL

      http://www.waseda.jp/fcom/wbs/other/1061

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公開日: 2017-01-06  

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