| 研究課題/領域番号 |
15K03717
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| 研究機関 | 富山高等専門学校 |
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研究代表者 |
宮重 徹也 富山高等専門学校, 国際ビジネス学科, 准教授 (70332012)
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| 研究分担者 |
藤井 敦 北九州市立大学, 経済学部, 教授 (00326456)
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| 研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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| キーワード | バイオ新薬 / 研究開発 / 計量分析 / 事例分析 |
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的は、新規の創薬技術であるバイオテクノロジーによる新薬（バイオ新薬）の研究開発を長期間に渡って手掛けてきた欧米の製薬企業を研究対象として、大規模な計量分析と丹念な事例分析に基づいて、バイオ新薬の研究開発効率性を分析することである。本年度は、次の４点を実施することを計画していた。①計量分析の実施、②計量分析の結果及び事例分析の結果の途中成果の報告、③計量分析手法の改善と計量分析用データ（定量データ）の追加収集、④事例分析用データ（定性データ）の追加収集と事例分析の普遍化、の４点である。
①計量分析の実施については、現在までに作成したデータベースを利用して計量分析を行った。また、②の途中成果の発表に向けて、研究代表者と研究分担者による打ち合わせも実施した。
②計量分析の結果及び事例分析の結果の途中成果の報告については、アムジェン社を研究対象とした計量分析の結果及び事例分析の結果を報告した。また、インタビュー調査に基づく１次資料を用いて、ジェネンテック社を研究対象とした事例分析の結果も報告した。
③計量分析手法の改善と計量分析用データ（定量データ）の追加収集については、アムジェン社とジェネンテック社のデータは追加収集できたが、それ以外の欧米の製薬企業のデータを収集できておらず、進捗が遅れている状況にある。
④事例分析用データ（定性データ）の追加収集と事例分析の普遍化についても、進捗が遅れている。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本年度までに、アムジェン社とジェネンテック社の計量分析用データの収集を行い、実際に計量分析も実施した。加えて、ジェネンテック社へのインタビュー調査も実施し、１次資料を用いて、ジェネンテック社の事例分析も実施した。さらに、これらの計量分析の結果及び事例分析の結果について、途中成果として、国内学会において研究発表を行った。
一方で、これら以外の欧米の製薬企業の計量分析用データは収集できておらず、計量分析の進捗が遅れ気味である。同様に、事例分析用データの収集も遅れ気味である。
また、途中成果を国内学会において研究発表したものの、国際会議においては研究発表ができておらず、遅れ気味である。
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| 今後の研究の推進方策 |
当初の計画と比較した場合、計量分析用データの収集が遅れ気味である。今後はアムジェン社及びジェネンテック社以外の欧米の製薬企業の計量分析用データを収集のうえ、計量分析を実施する。
また、事例分析用データの収集も遅れ気味である。今後はジェネンテック社以外の欧米の製薬企業の事例分析用データの収集も行う。
アムジェン社及びジェネンテック社を研究対象とした計量分析の結果及び事例分析の結果については、その途中成果を国内学会において研究発表した。しかしながら、国際会議においては研究発表ができておらず、今後は国際学会においても途中成果の研究発表を実施する。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
本年度までに、アムジェン社とジェネンテック社の２社の計量分析用データしか収集できておらず、計量分析用データの収集が遅れ気味である。また、事例分析用データの収集も遅れている。
加えて、国際会議において途中成果の研究発表を行う予定であったが、この研究発表も遅れている。
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| 次年度使用額の使用計画 |
次年度は、アムジェン社とジェネンテック社以外の欧米の製薬企業の計量分析用データの収集を行う。また、ジェネンテック社以外の欧米の製薬企業の事例分析用データの収集も行う。これらの計量分析用データ及び事例分析用データの収集に経費を使用する。
加えて、国際会議において途中成果の研究発表ができておらず、次年度は国際会議において途中成果の研究発表を行う。この国際会議での研究発表にも経費を使用する。
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