本研究の目的は、コモディティ化を防ぐ観点からどのような消費者知識を構築すべきか(新しいコンセプトやキーワードの探索方法)について検討することである。 投影法の経験を積んだデプスインタビューの専門家にインタビュアーを依頼、研究者立ち合いのもとで調査を行った。調査では、イメージ(画像)を用いて潜在意識を探る手法、コリドーテクニック、人物投影法などを用いた。潜在ニーズについてラダリング分析を行い、価値に関するキーワードを抽出した。 専門家の分析手法(特に投影法)と解釈結果(直観的な理解を含む)をたどり、対象者の反応をどのように整理し、個人の価値観や行動原理を理解したらよいのかについて検討した。
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