本研究目的は、企業と顧客の価値共創を支援する新しい調査手法として有望であるオンラインコミュニティリサーチを取り上げて、「1.企業と顧客の価値共創コミュニティの効果的な構築法」と「2.オンラインコミュニティリサーチの調査特性の明確化」という2つの課題にアプローチすることである。 本研究では、個人の文化的特性とモデレーター介入法が「参加意向」「書き込み行動」に関係するか統計的に検証した。また、コミュニティ構造を定量化し、構造方程式モデリングやネットワーク分析を利用して可視化することで学術的知見を得た。
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