• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

ベイズ統計学的枠組みによる理解社会学と意味システム論の再構築

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K03813
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関東京大学

研究代表者

佐藤 俊樹  東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (10221285)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード適合的因果 / 意味システム論 / 統計的因果推論 / 理解社会学 / ベイズ統計学 / コミュニケーションシステム
研究成果の概要

(1)ウェーバーの因果分析の方法は「適合的因果」として知られているが、これは19世紀後半のドイツ語圏で最も重要な統計学者の一人であるヨハネス・v・クリースの方法論的研究を社会科学に導入したものである。(2)v・クリースはすでに因果を反事実的に定義しており、かつそれを確率論の枠組みを用いて同定している。したがって、彼の「適合的因果」は現在の統計的因果推論の原型にあたるものである。それゆえ、ウェーバーの因果分析もその枠組みも共有している。(3)ウェーバーのもう一つの、より有名な方法論である「理解社会学」もまた、他のやはり有名な統計的推論の理論であるベイズ統計学の枠組みを用いて再構成できる。

自由記述の分野

社会学

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi