研究実績の概要 |
1)Phil Withington (2010)のビブリオグラフィに収録された資料のうち、The Early English Books Onlineなどにhtml版が収録されている資料163件を特定した。2)上記163件を取得し、ASCIIテキストファイルに変換した。3)163件ぞれぞれを1文ごとに改行し、ベースとなるデータセットを作成した。4)163件を年代別、ジャンル別に分類し、それぞれデータセットを作成した。5)IBM/SPSS社製アプリケーションTextanalyticsにより、各データセットにおいて語句societyが出現する文を抽出した。6)その結果を簡潔にまとめた論文How to Excavate Treasures from the Early English Books Online? The Term “Society” as an Exampleを執筆し、The University of Sheffield (UK)のThe White Rose DTCにて9月24日に報告した。議論にはPhil Withington, Cathy ShrankJames Shaw, Siobhan Lambert Hurley, Kate Davidsonらが参加し、有意義に意見交換をおこなった。7)Withingtonを東京に一週間招聘し、テキストマイニング関係、および近世英国思想史関係の日本の研究者との意見交換をおこなった。8)Withington(2010)において焦点となっているBarston, The Safeguard of Society(1576)を独自に電子化した。 9)目下、前3項を受け、4)でおこなった作業をやり直している。 以上
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