研究課題
基盤研究(C)
本研究の主な成果は、次の3点である。第1に、大宅壮一の戦時中の活動と占領期そして1950年代の活動とのつながりについて考察し、論考を発表した。第2に、1950年代における百万部雑誌『週刊朝日』『サンデー毎日』『平凡』について、1920年代の大衆社会化状況との連続性も視野に入れて考察した。第3に、『朝日新聞』の女性専用投稿欄「ひととき」に掲載された投書がきっかけとなり1954年7月に結成されたサークル「希交会」の機関誌『あさつゆ』ならびに関連資料の復刻版の刊行を始めた。
社会学