• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 実施状況報告書

韓国における地方政府の「まちづくり」政策と地域共同体の形成過程

研究課題

研究課題/領域番号 15K03857
研究機関北海学園大学

研究代表者

内田 和浩  北海学園大学, 経済学部, 教授 (60279445)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードまち(マウル)づくり政策 / 地域共同体の形成 / 韓国 / 地方政府
研究実績の概要

当該年度は、設定した4つのフィールドでの継続的な聞き取り調査及び情報収集、そしてフィールドワークを行った。
大邱広域市では、市マウル共同体づくり支援センターで引き続き情報収集を行うとともに、寿城区庁の都市デザイン課を訪問して区のマウルづくり政策について説明を受けた。また、区都市再生支援センターでの情報収集も行った。地域共同体形成過程の事例として、寿城区上洞(サンドン)住民センターを訪問し、マウルづくりの進展状況について聞き取り調査を行うとともに、上洞(サンドン)マウルでのフィールドワークを行った。大田広域市では、引き続き市社会関係資本支援センターでの聞き取り調査を行うとともに、市都市再生支援センターを訪問し、中区元都心再生事業の進展状況について情報収集を行った。地域共同体形成過程の事例として、中区石橋洞(ソッキョドン)マウルづくりについて引き続き情報収集を行った。忠清南道では、新しく設置された道マウルづくり支援センターを訪問し、引き続き道のマウルづくり政策の進展について情報収集を行うとともに、洪城郡の新しく設置された郡マウルづくり支援センターでもその後の情報収集を行った。 地域共同体形成過程の事例として、洪城郡長谷面(チャンゴッミョン)オヌイ圏域で関係者への聞き取り調査とフィールドワークを行った。ソウル特別市では、城北区東仙洞(トンソンドン)住民センターを訪問し、区のマウルづくり政策と東仙洞(トンソンドン)マウル計画団のマウル計画について聞き取り調査を行うとともに、マウル活力所の取り組みについて情報収集を行った。地域共同体形成過程の事例として、 東仙洞(トンソンドン)マウルでのフィールドワークを行うとともに、関係者への聞き取り調査を行った。
収集した資料や聞き取った情報等については、適宜翻訳を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

韓国での調査期間が講義等のない年度末に集中せざるをえず、昨年度の現地調査が3月末に修了したばかりであり、現在収集した資料や情報を翻訳しながら整理しているところである。

今後の研究の推進方策

今年度8月から9月に各フィールドでの最終調査を行う予定であり、これまで収集して情報をもとに、研究成果をまとめて行きたい。

次年度使用額が生じた理由

韓国での調査期間が予定より短かったため。

次年度使用額の使用計画

韓国側の研究協力者を招聘した国際研究会の開催を予定(本年6月)

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2016

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 韓国・忠清南道「暮らしやすい希望マウルづくり」政策と農村マウルづくり2016

    • 著者名/発表者名
      内田和浩
    • 学会等名
      コミュニティ政策学会
    • 発表場所
      江戸川大学
    • 年月日
      2016-07-03

URL: 

公開日: 2018-01-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi