研究課題
基盤研究(C)
東日本大震災以来の現在進行形の「環境災害」で被災者にのしかかる脆弱性の増幅の実態を明らかにし、①医療保障、②福祉的ケア(生きがいづくりと孤立防止等)、③居住保障(住宅確保政策等)、という生活再建に欠かせない課題について、発災後10年、20年が経過した災害の経緯から課題を逆照射し、問題解決の教訓を引き出すことを目的とした。その上で、現状の法制度(とくに災害対策基本法や災害救助法、被災者生活再建支援法)から漏れ落ちた点を洗い出し、課題解決の政策提言を行ってきた。
環境政策、社会政策