研究課題
基盤研究(C)
在宅要介護高齢者及び介護家族の状況を3-4年間追跡し、要介護高齢者の転帰と家族の介護負担感、介護サービスの給付傾向等を明らかにした。結果、調査対象773名のうち4年後も在宅生活を継続していた者は293名(37.9%)、死亡者は161名(20.8%)、施設入所者は92名(11.9%)であった。家族の介護負担感は、要介護度が軽度でも認知症を有する場合、高い傾向を示した。介護サービスの積極的な利用は、家族の介護負担感軽減につながっていることが示唆された。
社会福祉