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2018 年度 実施状況報告書

障害のある子どもを持った家族の日米比較:エコ・カルチャー理論を用いた家族評価

研究課題

研究課題/領域番号 15K03954
研究機関東京大学

研究代表者

伊藤 圭子  東京大学, グローバルキャンパス推進本部, 特任講師 (60534435)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2020-03-31
キーワードエコカルチャー理論 / 家族 / 障害
研究実績の概要

これまでの国内でのインタビュー調査では、札幌、沖縄、東京での調査を行ってきたが、今年度(2019)は、3月に米国での調査を行った。ロサンゼルスではJSPACC(Japanese Speaking Parents Association of Child with Challenges: 手をつなぐ親の会)、中央学園(日本人学校)、浅野太鼓LA自閉症児のための太鼓講座などの協力を得、ロサンゼルス市内、パサディナ、アーバイン、トーレンスなどの地域でインタビューを終了した。また、3月16日にはJSPACCのワークショップがあり、そこに参加させていただきながら、ワークショップ終了後、会員にインタビューを行うことができた。3月15日には、UCLAでDr. Thomas Weisner(UCLA Ecoculture Studiesの主任研究者)と今回の邦人家族のエコカルチャー調査についてのミーティングを行った。北カリフォルニアでは、PHP-Japan(Parents Helps Parents)、Regional Cetner of San Leandroのご協力で、サンフランシスコ市内、サンノゼ、クパチーノ、サクラメント、オークランド、カストロ・バレー、サンラファエル、バークレー、ヘイワード地域などでのインタビュー調査を行った。また、本研究の中間報告(国内調査部分の報告)を、日本心理学会、日本子育て学会、ニュージーランドでのAsian Association of Social Psychology(2017)、現代QOL学会などで発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2017年~2018年度にかけて、代表研究者の2度による骨折のため、インタビュー調査を行うことができず、直前のインタビュー調査キャンセルをせざるを得なくなり、米国調査が1年ずつ押してしまいやや遅れが出た。しかし、今年度(2019)、米国での調査を行い、現時点で米国でのデータ収集をほぼ終える目処がたった。さらに追加の国内調査でデータ収集を行う予定ではあるが、期限内での終了は出来る予定である。

今後の研究の推進方策

本研究申請の際に予定していた地域に加え、研究調査を申し出ていただいている団体(親の会)などが出たため、国内でのインタビュー調査を継続・追加する予定である。並行して、米国調査でのデータの分析と、これまで国内で収集したデータの分析、及びその比較を行い、報告をまとめる。また、引き続き、学会誌への投稿や学会での発表も行う。

次年度使用額が生じた理由

前年度(2017~2018)、怪我のため研究計画に遅れが生じ、研究期間の延長を申請したため。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 発達障がいの子どもをもつ家族の日米比較: エコカルチャー理論を用いた調査から2018

    • 著者名/発表者名
      伊藤圭子
    • 学会等名
      日本子育て学会大会
  • [学会発表] 海外在留邦人のQOLとセルフ・エフィカシー 北米調査から2018

    • 著者名/発表者名
      伊藤圭子
    • 学会等名
      現代QOL学会
  • [学会発表] エコ・カルチャー理論を用いた発達障害児を持つ家族調査:北海道、関西、沖縄からの報告2018

    • 著者名/発表者名
      伊藤圭子
    • 学会等名
      日本心理学会大会

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公開日: 2019-12-27  

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