研究課題/領域番号 |
15K03960
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 東京家政大学 |
研究代表者 |
田中 恵美子 東京家政大学, 人文学部, 准教授 (10506736)
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研究分担者 |
西村 明子 東京福祉大学, 保育児童学部, 准教授 (00708886)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 知的障害のある人の結婚 / 知的障害のある親の子育て支援 / 国際シンポジウム / ワークショップ / 動画制作 |
研究成果の概要 |
研究成果として以下の4つの点を挙げる。①就業・生活支援センターに対し、知的障害のある夫婦及び子どもの数や生活状況に関する調査を行った。②事例調査を継続して行い、総勢34組の夫婦に対する調査を行った。③オーストラリアから研究者を招聘し、シンポジウム「知的障害のある親の子育て支援 オーストラリアと日本」及びワークショップを開催した。④知的障害のある当事者夫婦と助産師が出演し、妊娠に関する情報提供の動画及び自分の人生について語る動画を作成した。
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自由記述の分野 |
障害者福祉、障害学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
上記研究成果と対応し、番号に即して述べる。知的障害者が結婚し、親になることについて厚生労働省の調査では非常に可能性が低いと指摘されているが、①実際にはそれよりも多く、日本全国に存在し、②親の反対等も経験しながら、試行錯誤、支援を受けつつ自分たちの家族を形成して生活していた。③知的障害のあるカップルの子育ては海外でも支援対象として認識され、幼少期の子どもを抱える親に対する支援プログラムが開発されている。④親に対する情報提供として、昨今は書籍に代わって動画が用いられることがあるので、妊娠に関する情報提供として動画を試作した。
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