研究課題/領域番号 |
15K03973
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研究機関 | 田園調布学園大学 |
研究代表者 |
島田 今日子 田園調布学園大学, 人間福祉学部, 講師 (80406868)
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研究分担者 |
兪 今 公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団, ダイヤ高齢社会研究財団(研究部), 主任研究員 (40439063)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 地域在住高齢者 / 社会的孤立 / 支援 |
研究実績の概要 |
初年度の2014(平成26)、K県K市A区内の地域在住高齢者3417名に対しして郵送で質問紙調査を実施した。その結果、返送は1918名(回収率56.1%)であった。このうち社会的孤立は450名だった。質問紙調査票に追跡調査に協力意思を示して住所が記載されていた人のうち、社会的孤立に該当したのは(住所不明等を除外)は401名であった。2年目の研究は社会的孤立にある者への介入研究であり、このため社会的孤立に該当した者に「こころの健康講座」とした介入支援の案内状を送付した。第1回目(9月)、第2回目(12月)には、大学にて「こころの健康講座」を開催した。第1回目は初回調査票の結果報告と他者交流すること意味や意義、精神健康にも良好であることを講義し、リラクゼーションを実施した。第2回目も前半を講義、後半は脳トレーニングやリラクゼーションを実施した。第3回は冬季を考慮して、参加者に自宅で実施できる塗り絵やなぞなぞ、読み物、その他地域包括支援センターの紹介の紙面を用意して郵送した。継続して2017(平成29)年6月に最終的な介入を実施し、終了予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初、社会的孤立への介入は2年目で終了予定であったが、最終年度に一回のみ実施となったため。
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今後の研究の推進方策 |
2017(平成29)年度予定する最終の介入支援とその後追跡質問紙調査を実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
介入支援の最終回、第4回目が最終年度の6月に予定となったため、予算が次年度使用となった。
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次年度使用額の使用計画 |
研究3年目、最終年度の6月6日に最終の介入支援として「こころの健康講座」を実施する。
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