研究課題
基盤研究(C)
特別養護老人ホーム入居の認知症高齢者の睡眠リズムの実態把握を行った後に、昼夜逆転現象の見られる認知症高齢者の睡眠リズムを崩す要因の類型化を行った。その要因ごとに異なるアプローチを取ることにより、認知症高齢者の睡眠リズムの適正化が図られることが確認された。本来、本研究では睡眠障害を有する高齢者は対象外としていたが、特別養護老人ホーム入所の認知症高齢者の中には、睡眠障害の診断が為されていないものの、睡眠障害が疑われる者が存在した。このような事例に対しは、多職種連携を図った場合のみ改善が見られた。
社会学