研究課題/領域番号 |
15K03980
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
木原 活信 同志社大学, 社会学部, 教授 (20275382)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | ソーシャルワーク / 社会福祉哲学 / スピリチュアリティ |
研究実績の概要 |
研究としては、基礎的な文献研究を中心に、国内における文献調査、特にCandaのスピリチュアリティ概念の再検討と再解釈を行った。また北米における社会福祉哲学の概念の文献調査、文献収集における資料収集の整理を行った。賀川資料館、同志社社史資料室に訪問調査し、関連する原資料日誌、書簡などの収集調査なども合わせて行った。 研究成果としては、主なものとして、現時点では必ずしも直接かかわるものとはいえない間接的に関連するものも含めて、以下のようなものがある。木原活信他編著(2015)『自殺をケアするということ―「弱さ」へのまなざしからみえるもの』ミネルヴァ書房 木原活信(2015)『「弱さ」の向うにあるもの―イエスの姿と福祉のこころ』いのちのことば社。学会誌において、松倉真理子・木原活(2015.11)「2014年度学界回顧と展望:ソーシャルワーク部門」日本社会福祉学会学会誌『社会福祉学』vol.56-3, pp.135-149.共著論文を執筆した。 公開講演等では、上記研究に直接関連するものとして、2015年7月26日佛教大学総合研究所「現代社会における宗教の力」(公開シンポ)「キリスト教社会福祉学の立場から」佛教大学で、成果の一部を公表し、また2016年3月26日「自殺をケアするということ」(同志社)についての公開シンポジウムを実施し、研究成果を深化させた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
学内の役職などの業務があり、時間的制約があるなかで、概ね順調に研究は進展しているといえる。
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今後の研究の推進方策 |
本年6月にソウルにて、また11月にアメリカで開催される国際学会において研究成果の一部を報告する予定である。ゆえに、それに向けて、研究を更に深化させていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
旅費が当初予算よりやや少なめになったことによる。
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次年度使用額の使用計画 |
旅費等において翌年度分として海外出張含めて多めに使用していく予定にしている。
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