研究課題
基盤研究(C)
本研究の成果は次の4つからなる。1.「子どもの貧困への総合的アプローチ」を明らかにし、親の貧困から貧困が子どもに及ぼす悪影響までの経路とステージを明らかにした。2.子ども自身に対して福祉や教育がどのような対応が可能であるかを深く追求し、「自己肯定感」や「レジリエンス」を育むような働きかけが重要であることを明らかにした。3.アンケート調査「京都子ども調査」の分析を通して、子どもの自己肯定感には親や家族、学校の先生、友人などの、人との関係が大きな影響を及ぼすことを明らかにした。4.妊娠・出産期に始まり、保育、教育、児童養護の各場面での「子どもへの対応」の具体的方法を明らかにした。
社会福祉学