研究課題/領域番号 |
15K04020
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研究機関 | 四天王寺大学短期大学部 |
研究代表者 |
笠原 幸子 四天王寺大学短期大学部, その他部局等, 教授 (50342192)
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研究分担者 |
畑 智惠美 四天王寺大学, 人文社会学部, 准教授 (20368377)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 研究会の開催 / 倫理審査委員会への申請 / 論文の投稿 / 質的調査の実施 / インタビューガイドの作成 / 分析ソフトQDAの活用 |
研究実績の概要 |
1.研究代表者が所属する研究機関が設置している研究倫理審査委員会にて,質的調査及び量的調査に関する審査を受け,平成27年6月26日に承認を得た. 2.「ケアワーク研究会」の開催:平成27年7月,9月,11月,1月,3月の5回開催した. ①「ケアワーク研究会」では、高齢者の主体性に関する文献研究の成果を発表するとともに,質的研究のデータ分析方法について検討した.その結果,質的データをQDAソフトを活用してデータ分析することになった.②「ケアワーク研究会」では、質的調査時の半構造化面接のインタビューガイドを作成した. 3.質的調査の実施 ①特別養護老人ホームのケアワーカー2名,同施設を利用されている高齢者1名,②養護老人ホームのケアワーカー2名,同施設を利用されている高齢者1名,③地域で生活されている高齢者3名の方たちへ依頼し,順次実施している. 4.「ケアワーク研究会」にて行った文献研究の成果を論文して投稿した(現在審査中).
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究代表者が平成27年3月に受傷し2か月間休職する状況になった,その為、本研究課題の進捗状況はやや多く遅れていると判断せざるを得ない.しかし,研究分担者及び研究協力者の積極的な研究活動により,研究の遅れは最小限に止めることができた.平成28年度では計画通りに進捗できると確信している.
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今後の研究の推進方策 |
平成28年度においては, 1.引き続き半構造化面接法を採用し、質的調査を実施する. 2.質的調査で得たデータをICレコーダーからパソコンへ入力する. 3.質的調査結果を分析する. 4.ケアワーカーを対象に、質的調査結果に関するフォーカスグループインタビューとグループスーパービジョンを実施する. 5.平成27年度研究会で行った文献研究の成果を学会発表する.
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次年度使用額が生じた理由 |
「ケアワーク研究会」を5回開催したが,会議室料が発生しなかったこと,同研究会の参加者に旅費が発生しなかったことが理由である.
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次年度使用額の使用計画 |
研究成果の発表の場の一つである学会での口頭発表の機会を当初の計画よりも増やしたいと考えている.
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