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2017 年度 実施状況報告書

トラウマ/PTSDリカバリー専門家養成・支援のための国際連携プログラム開発と評価

研究課題

研究課題/領域番号 15K04148
研究機関明治学院大学

研究代表者

井上 孝代  明治学院大学, 国際平和研究所, 研究員 (30242225)

研究分担者 伊藤 武彦  和光大学, 現代人間学部, 教授 (60176344)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2019-03-31
キーワードトラウマ / グループセラピー / 表現セラピー / PTSD / PTG / プログラム開発 / 国際連携 / 苦労体験学
研究実績の概要

(1)岡本悠・津田友理香・片岡真紀・小玉紗織・成田彩乃・いとうたけひこ・井上孝代の連名により、2017年 11月に心理臨床学会で成果の発表をおこなった。
(2)Tsuda, Y., Okamoto, H., Kataoka, M., Kodama, S., Narita, A., Ito, T., Inoue, T. と連名で2017年8月に中国蘇州で芸術性心理臨床の国際学会で発表して、この分野での国際交流をおこなった。
(3)研究代表者が本研究の成果を踏まえて、日本カウンセリング学会の招待講演及び
日本ピアメディエーション学会の設立記念講演をおこなった。
(4)水野修次郎と共同で、本研究の成果を踏まえて、単行本を出版することができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

(1)前年度に単行本を出版することができた。それをふまえて今年度では中国蘇州と国内でグループ表現セラピー体験ワークショップの参加者についての学会発表を行うことができた。
(2)多文化間精神医学会、日本カウンセリング学会で、今回の研究成果を踏まえた講演を研究代表者が行うことができた。
(3)しかしながら、今年度に予定されていたイスラエルとの読書療法に関する国際交流は、先方の研究者の急病により、断念せざるを得なかった。

今後の研究の推進方策

今年度が最終年度であったが、来年度も引き続き継続することになった。
来年度は、国際交流研究をひとつの軸にして研究の幅を広げていく予定である。
場所としては、スリランカ、シンガポール、カナダなどでの講演や学会を通した交流を予定している。

次年度使用額が生じた理由

今年度が最終年度であったが、イスラエルから招待した研究者が急病のため交通費・滞在費などが未使用のため来年度に残高を持ち越した。

備考

(2)のサイトでは、Papersのページで論文を紹介した。Conferenceのページで学会発表を紹介した。

  • 研究成果

    (13件)

すべて 2017 その他

すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 図書 (1件) 備考 (5件)

  • [国際共同研究] Haifa University(Israel)

    • 国名
      イスラエル
    • 外国機関名
      Haifa University
  • [雑誌論文] 中国蘇州における表現性心理療法国際学会での発表報告:臨床心理士養成大学院生を対象としたグループ表現アートセラピー研修プログラムの開発と評価2017

    • 著者名/発表者名
      津田友理香・片岡真紀・岡本 悠・小玉紗織・成田彩乃・いとうたけひこ・井上孝代
    • 雑誌名

      マクロ・カウンセリング研究

      巻: 10 ページ: 61-72

    • オープンアクセス
  • [学会発表] 臨床心理士養成大学院生を対象としたグループ表現セラピー体験ワークショップに関する試み2017

    • 著者名/発表者名
      岡本悠・津田友理香・片岡真紀・小玉紗織・成田彩乃・いとうたけひこ・井上孝代
    • 学会等名
      日本心理臨床学会第36回大会発表論文集
  • [学会発表] An expressive art group therapy training program for clinical psychology graduate students in Japan: Program and assessment2017

    • 著者名/発表者名
      Tsuda, Y., Okamoto, H., Kataoka, M., Kodama, S., Narita, A., Ito, T., Inoue, T.
    • 学会等名
      The 6th International Conference of Expressive Psychotherapy
    • 国際学会
  • [学会発表] カップルのコンフリクト解決に応用する「トランセンド法」2017

    • 著者名/発表者名
      井上孝代
    • 学会等名
      日本カウンセリング学会
    • 招待講演
  • [学会発表] 和解をもたらす対話のチカラ:マクロカウンセリングの立場から2017

    • 著者名/発表者名
      井上孝代
    • 学会等名
      日本ピアメディエーション学会
    • 招待講演
  • [学会発表] 和解をもたらす対話のチカラ:マクロカウンセリングの立場から2017

    • 著者名/発表者名
      井上孝代
    • 学会等名
      多文化間精神医学会
    • 招待講演
  • [図書] ワークブック「対話」のためのコミュニケーション:ピアメディエーションによるもめごと防止2017

    • 著者名/発表者名
      水野修次郎・井上孝代
    • 総ページ数
      174
    • 出版者
      協同出版
    • ISBN
      9784319002993
  • [備考] (1) ResearcGate (Takayo Inoue)

    • URL

      https://www.researchgate.net/profile/Takayo_Inoue/contributions

  • [備考] (2) いとうたけひこ研究室

    • URL

      https://www.itotakehiko.com/

  • [備考] (3) ResearcGate (Takehiko Ito)

    • URL

      https://www.researchgate.net/profile/Takehiko_Ito/contributions

  • [備考] (4) SlideShare Takehiko Ito いとうたけひこ

    • URL

      https://www.slideshare.net/TakehikoIto1

  • [備考] (5) Acaemia.edu (Takehiko Ito)

    • URL

      https://wako.academia.edu/TakehikoIto

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公開日: 2018-12-17  

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