研究課題/領域番号 |
15K04174
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 科学警察研究所 |
研究代表者 |
藤田 悟郎 科学警察研究所, 交通科学部, 部付主任研究官 (20356223)
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研究分担者 |
岡村 和子 科学警察研究所, 交通科学部, 室長 (10415440)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | 心理アセスメント / 被害者支援 / トラウマ / 交通事故 |
研究成果の概要 |
死傷者を伴う交通事故が依然として多数発生している中、支援の対象とすべき交通事故被害者を、できるだけ早期に発見するための指標を明らかにする必要がある。本研究では、交通事故負傷者156人に対して、事故直後に詳細な交通事故例調査を実施するとともに、事故平均44日後に134人から、1年後に67人から精神健康上の問題等の調査データを収集し、事故1年後の精神健康上の問題を予測する指標を分析した。
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自由記述の分野 |
臨床心理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
トラウマ体験からの回復に関するデータを追跡調査の方法により収集し、諸外国の研究と比較可能なデータを得た本研究の学術的意義は大きい。また、第10次交通安全基本計画では、犯罪被害者等基本法等の下、交通事故被害者等のための施策を総合的かつ計画的に推進するとされているところ、より適切な交通事故被害者支援を可能とするための知見を得た本研究の社会的意義は大きい。
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