研究課題/領域番号 |
15K04176
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所) |
研究代表者 |
増井 幸恵 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (10415507)
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研究分担者 |
権藤 恭之 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (40250196)
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連携研究者 |
石崎 達郎 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター, 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (30246045)
新井 康通 慶應義塾大学, 医学部, 専任講師 (20255467)
池邉 一典 大阪大学, 大阪大学・歯学研究科, 准教授 (70273696)
稲垣 宏樹 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター, 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (00311407)
神出 計 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (80393239)
中川 威 日本学術振興会, 海外特別研究員 (60636942)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 精神的健康 / 老年的超越 / 高齢期 / ライフイベント |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、高齢期のネガティブライフイベント経験時の老年的超越の役割について検討することであった。70歳代、80歳代の高齢者を対象に6年間で3回の追跡調査を行った。その結果、①「配偶者との死別」や「介護経験」の経験により老年的超越の発達が促進されること、②「家族の大きな病気」の経験時に生じる精神的健康の低下に対して経験以前の老年的超越は防御効果があること、が示された。しかし、老年的超越を向上させるイベントは限られており、老年的超越の防御的効果が確認されたイベントも限られていた。今後は、老年的超越が効果を示すネガティブライフベントについて焦点をあて、さらに詳細に調べていく必要がある。
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自由記述の分野 |
高齢者心理学
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