研究課題
基盤研究(C)
生活習慣管理に関係する複数の心理検査を健常者に実施し、共分散構造分析を用いて生活習慣管理についての心理構造モデルを明らかにした。研究の結果,(1)若者では自分に自信があるほど自己制御傾向が高くなり,その結果として生活習慣管理の傾向が高くなること,および,(2)中高年では自分に自信があるほど社会的サポートが高くなり,その結果生活習慣管理の傾向が高くなることが明らかになった。それゆえ,若年と中高年の生活習慣管理を改善するためには,それぞれ異なる介入が必要であることが示唆された。
心理学