研究成果の概要 |
(研究計画最終年度の応募が採択され、本テーマ終了し次テーマを開始中)海馬-前頭前野路は作業記憶を担うとされる。私達は、海馬-前頭前野路が腹側海馬-前頭前野路と中間海馬-前頭前野路に分類できる可能性を示してきた(Takita, Fujiwara, Izaki. 2013)。また、その腹側路と中間路は、情報を収束する構造をしており、お互いの経路が電気生理的に相互作用するので、行動上でも相互作用する可能性を模索した。本研究では、オペラント課題や迷路実験を通して、2つのサブ経路間の関係を解析することを実施した。そして、ヒト作業記憶との関係性についても言及するため、別途、並行してヒトでの実験を実施した。
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